日本の休日を狙ったか。
令和6年4月29日の日本時間で午前4時頃、1ドルがとうとう160円を突破した。
これを受け、6時ごろにおそらく日銀と思われる大規模な為替介入が行われ、一瞬153円台まで一気に戻した。
しかし、その後も円売りは止まらず、おそらく為替介入が継続的になされている。
テレビ報道では、24時間365日体制で監視しているとの財務省の発表があったことからすると、投機筋と日本政府・日銀のガチバトルが3日間続けられていると見受けられる。
インボイス、定額減税のやり方など、最近の財務省の政策については、かなり批判的な思いを個人的に持っているところであるが、このガチバトルは、あしたのジョーがボコボコに殴られながらもリングに沈まず頑張っているような姿を観ているようで、頑張れ!日本!という応援する気持ちが沸々とわいてくるのを抑えることができない。
本日、5月2日の日本時間未明にも介入が前回と同規模で行われたようだ。一瞬152円台まで一気に戻している。
連休を狙った為替のテロがおこなわれる可能性が高いということで、おそらく役所の人たちは缶詰めになっているのではないか。
現在、155円半ばまでまたしても膨らんできているが、明らかにここ数カ月の恐ろしい勢いはくい止められているやに見える。
しかし、とんでもない事態になったものだ。多少勢いは緩まったとはいえ、ほんの数時間で、為替介入が二回もあったのに為替レートが3円もそれでも円安になるのは気が狂っているとしか思えない。
この数カ月のうちに、日本国民全員が25%もの資産を失ったのである。
茹でガエルというが、普通の人は、ただ物価が上がったとしか思っていないかもしれない。
海外旅行に行けないね、なんてのんびりしたことを言っているかもしれない。
これは我々日本国民全員に対するテロ行為であると私は考えている。
財務省、日銀、頑張ってくれ。この件に関しては、誰が何といおうと、私は日本政府を支持する。